二重張の日傘

心配しないでもやってきますね。
夏って。

和傘には日傘もあります。

日傘について。

まずは写真はこちらです。

日傘は雨傘と違って
自分の所に日陰を作ればいいので雨傘と比べて小さくて軽いです。

防水処理をしていないために雨の日には使用できません。
しかし、和傘全盛の時代には兼用傘といって
日傘に薄く油をひいて突然の雨にも対応できるような和傘があったようです。

ボクの製作する日傘は二重張りです。
袋張りとも言います。
簡単に説明すると、封筒のようになっています。
封筒といっても茶封筒ではなくて二重封筒です。
参考になるのは郵便局のサイトです。

この封筒のポイントは外側が白で内側が暗色いう事。
中身が見えないってことは光が通らないと言う事です。
二重封筒を太陽に透かしてみても中身は見えません。
誰でもやったことがありますよね?

これが逆だったら。
外側が暗色で内側が白だったら・・・・
そんな封筒があってもいいかも・・・・・
いや、あったかも?

でも、よく考えてみれはわかります。
もし、そういった封筒が過去に存在していたら
今の世の中のどこかに存在するはずです。
しかし、ボクは暗色の封筒は見た事はありません。
今も郵便局の二重封筒は外側が白で内側が紺です。

外側が暗色の二重封筒を
太陽に透かした事はありませんが、
外側が暗色なので、熱を保ちます。
暗色だと太陽の影響で退色します。
これは染色をやっている方に聞きました。

ボクの製作する日傘は二重封筒を参考に製作しています。
外側は薄い和紙を張り、
内側は暗色の紫というか紺というか二重封筒の内側のイメージで
自分で染色した和紙を張って日傘を製作しています。

この傘を製作するきっかけをつくってくれたのは
山鹿在住の女性です。
ボクは福岡出身で初めて山鹿にやって来たときに
その女性が持っていた日傘を見て

「和傘を勉強するのでボクにください」

と厚かましくお願いをしたにもかかわらず
その女性の方は快く
「日傘はもう一本持っていますので勉強に使ってください」といって
ボクにくれました。

今でもその日傘は持っていますよ。
何度も何度も何度も開いたり閉じたりしましたのでだいぶんくたびれていますが
今でも大事に持っています。

その頂いた傘は
外側の白の和紙で太陽光線を反射して、
内側の暗色の和紙で熱を吸収します。
しかも、封筒のように二枚の和紙が封筒のようになっています。
ということは外側の和紙と内側の和紙の間に空気の層がありますので
さらに断熱効果があります。

と、長くなりましたがボクが製作する日傘の説明でした。
自分の製作する日傘を説明するって野暮ったい感じなのですが、
お会いするお客さんには全く同じ様に説明しています。

家族で通潤橋に行って来た。

名古屋の友達なんだけど
すごく日傘が似合ってました。
なぜか、和傘の似合う女性は美人なんだよなぁ〜

All photograph is taken by iPhone.

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