コンパクトデジタルカメラを買った。

生まれて初めて新品のコンパクトデジタルカメラを買いました。
SONY製のDSC-RX100というコンパクトデジタルカメラです。
Amazonで48800円でした。

説明書も読まずに、
ちょっと触った感じですが、
パノラマ撮影やモノクロ撮影などたくさんの機能がついているようで
多機能を使いこなせない感じがしてます・・・・・・・

本体や別売の純正カバーの質感には満足しています。

購入したDSC-RX100の使用感がまだ書けないので
ボクのデジタルカメラ履歴を簡単に紹介。

そういえば、初めてデジタルカメラを持ったのは何年前だろ?

たしかまだ福岡にいた頃に
先輩から中古のパソコンとプリンターと中古の富士フイルム製のデジタルカメラを買ったなぁ〜
バッテリーは単三電池を四本で記憶媒体がスマートメディア?だったかな
容量は2Mだったような気がする。
でも、初めて持ったデジタルカメラだったから妙にうれしかったのを覚えています。
バッテリーの消耗が早かったので電池の購入代金がやけにかかってました。
1枚の写真のデーターが130Kくらいじゃなかったかな。

それからオークションで
中古のDSC-F707というSONY製のデジタルカメラを買いました。
今も現役で使っています。

このデジタルカメラは撮影の時にレンズの角度を自由に変えることができたり、
レンズ部分がしっかりと持つことができ、修理履歴が2回というお気に入りのデジカメです。
修理代金は毎回定額の18000円です。
記憶媒体はメモリースティックで容量は128Mが上限です。

今回購入した、DSC-RX100は記憶媒体は2種類選択できるのですが
ボクはEye-FiというSDカードを購入しました。
容量は8Gです。
WiFiを利用して無線でデーターをパソコンへ転送出来るという優れものです。

このデジタルカメラはAmazonで購入して
撮影した写真は無線でボクが持ってる、
Macbook ProやiPhoneへ転送できるという
人間と人間のコミュニケーションの必要がないという環境なのですが、とても便利な世の中ですね。

なにか一つ便利になれば、
なにか一つ大切なものが無くなっているような気がします。

でも、その便利さの全てをボクは否定したくはないんですよね。

楽しい未来がくるといいな。

最初に持ったデジタルカメラで撮影した写真です。
和傘製作の工程の一つで

「骨揃え」

という作業です。

DSCF0007
2004年 鳥取県西伯郡淀江町にて撮影

野点傘の修理と張替

野点傘の修理と張替が終わりました。

お客さんに見積書を郵送したのが2012年6月26日だから約1年お待たせしました。

作業内容を公開します。

まずは張替をする傘の詳細を説明しますね。

轆轤(ロクロ)の目数が70軒あり傘骨の長さは三尺五寸と大きな野点傘です。
和紙の色が合っていないところや、補修したあと、
傘骨も修理した箇所が見られて
和紙の風合いからすると
そんなに古い傘ではありませんでしたが
何度も使用している感じでした。
傘が転倒したようで傘骨が15本折れていて補修は不可能な状態でしたので
痛んだ箇所を全て修理して張替をしました。

それでは作業の工程です。

まずは、カッターで傘骨から和紙を切り取りとります。
切り取ったあとは、傘骨に和紙が残った状態になるのですが、
その傘骨をお湯につけておくと、和紙がきれいに剝離するので
残った糊などをきれいにして、張り直せるように準備をします。

野点傘の張替には野点和紙が必要です。
野点傘のために特別に漉かれた和紙です。

野点和紙を漉かれてある方に電話をかけたところ廃業されたのことで
材料の準備で困っていたのですが、
岐阜の和傘製作所の株式会社坂井田永吉本店の坂井田さんに相談したところ
快く材料をわけてくださいました。

この場をかりてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

和紙の準備が整ったので、骨折した傘骨を修理します。
話が蛇足しますが
「骨を折る」という言葉は傘屋さんの言葉だそうですよ。
他にも和傘に関する言葉ってたくさんあります。

また機会があれば紹介しますね。

骨折した傘骨を継ぎます。
この野点傘の傘骨は孟宗竹のようですが
ボクは隣町の八女の竹材店から購入してきた真竹のモトを使って修理しました。

DSC00805
端折の所はこんな感じで骨折していたので
新たに製作した傘骨で壊れた傘骨を継いで修理します。

製作した傘骨
IMG_4267

こんな感じで傘骨を継ぎます。
傘骨を継いだら和紙で補強します。
人間の骨折で例えると和紙はギプスですね。
IMG_4321

IMG_4383

DSC00842

ウチのウラにも竹林はあるのですが今回は竹材店から購入した真竹を使用しています。

壊れたところは糸でも修理します。
この糸は畳をつくるときのイグサを織る?のに使用する糸です。
すごく丈夫な糸です。
DSC00839

修理が終わったので
次は「つなぎ」という工程です。
片撚りの木綿糸で傘の外側の骨「親骨」と内側の骨「小骨」を組み立てます。

傘骨を修理した所がまだ新しいのですぐにわかります。
IMG_4424

それから傘屋さんらしい作業の「張り」という作業です。
野点和紙を張っていきます。
DSC00858

DSC00847

それから「天井張り」という作業です。
傘の最上部に和紙を張るのですが、
「張り」の作業と同じように平たく張ると傘の開閉が出来ず
無理に開こうとすると破れてしまいます。
建築でいうトイのように骨と骨の間に溝ができるように張っていきます。
DSC00862

張り終わったら傘を畳み
糊や柿渋を使って次の工程のシタゴシラエをしておきます。

次の作業は和紙に植物性の油を含ませて天気のいい日に干します。
「天日干し」という作業です。
DSC00870

待つのも仕事なのです。

天気が良くても天日干しの準備ができていない時は
「天気がもったいないなぁ」
といつも思います。

天日干しの次は「漆がけ」という作業で外側の親骨の上だけに漆を塗装します。
昔は漆をつかっていたようですが、
ボクはカシューという漆系合成樹脂塗料を使用しています。
昔は漆場という作業場があったそうですよ。
九州の傘屋さんに聞いた話によると漆場には
漆に埃が混入しないようにいろんな工夫がされてあったそうです。
この漆がけという作業は何度しても緊張する作業です。
DSC00874

次は「糸飾り」という作業です。
「かがり」とか「糸かがり」とも呼ばれています。
下轆轤(手元轆轤)のほうから作業を進めます。
作業途中の写真ですが赤と黄色の糸が新しいのがわかります?
DSC01215

この「糸飾り」という工程は
補強の意味があります。
建築でいうスジカイですね。

和傘の種類にもよるのですが、
この「糸飾り」がないと赤ちゃんの首がすわっていないような状態で
傘全体がぐらんぐらんと不安定な状態です。

先人達の「知恵」ですね。
敬服するしかありません。

この作業は順番を間違わなければ誰にでも出来ます。
蛇足ですが、
去年の夏にどうしても海に遊びに行きたかったので
時間短縮のためにウチに遊びに来てた友達に手伝ってもらったこともあります。

和傘の作業に使う針は尖っていなくていいので全ての針の針先を折っています。

下轆轤(手元ロクロ)は欠けや漆の剝離などがなかったので修理をする必要がなかったのですが
汚れを落としたのでピカピカになりました。
DSC01231

継柄と木柄は漆が剝離していたのでカシューで塗装しなおして
真鍮や銅製の石突は磨いてピカピカになりましたよ。
藤は切れていたので巻き直しました。
DSC01238

こんな感じで作業終了です。
DSC01232

DSC01234

あとは修繕した日付が入った袋にいれて納品。
DSC01243

野点傘は和紙が張ってあるので破れることがあったり、
今回のように風で倒れたりして骨折したりします。
和傘は繊細なつくりなので壊れることもありますが壊れにくいモノです。
和傘が壊れることがあっても何度でも修理が可能です。

このブログを読まれている方は
「和傘 張替」や「番傘 張替」「野点傘 修理」とか「張替」という
キーワードで検索されているようなので
ボクもGoogleで検索してみました。
スクリーンショット 2013-05-16 19.12.05
ネット上では

「和傘は修理可能です」

「和傘は修理をするより新品を買った方が早くて安い」

という製造者や販売店がありました。

「和傘は修理するより新品を買った方が早くて安い」
という販売店は自店で和傘を製作していないということはわかります。
商品を仕入れて販売している販売店なんでしょうね。

「和傘は修理可能です」
という販売店や製作者は
張替や修理は予算や材料や納期の問題があるので
「和傘は修理可能です」としか言えないのは、ボクには理解できます。

今回の野点傘の張替と修理はお預かりしている期間が1年という長期間でしたが
「新品を購入したほうが安い」という金額ではありませんでした。

傘の破損具合によっては新調と同じくらいの修理代金をいただく場合もありますが
それでもお客さんから張替や修理をしてもらいたいという依頼があります。

ボクは

「和傘は修理するより新品を買った方が早くて安い」

とお客さんに言ったことはありません。

修理で預かる期間が長期間だったり、修理費用が新品とおなじくらいの代金になっても
修理をするか、修理をしないかを最後に決めるのはお客さんだし

修理をするかしないかを販売店や製作者が決めてしまうことは
和傘の世界が無くなってしまう方向に進んで行くことだと思います。

和傘をつかうのは和傘製作者でも販売店でもなくお客さんです。

傘屋 崇山 Kasaya Souzan では他店購入分の修理、張替は受付していません。
和傘の修理や張替等の相談はまずは購入された販売店へご相談ください。

購入した傘屋さんが廃業されていたり
思い入れのある和傘についてはお話をお聞きした後に
傘を見せていただき診断した後に
見積もりを提案させてもらい修理や張替の受付をしています。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

雪が薄く積もった寒い日に

昼過ぎには薄く積もった雪も溶け、暖かい日差しの中

あなたは優しい声ではじめて電話をかけてきた。

「急な話なんだけど、お前の家に行って会いたい」

わたしは突然の電話にとまどいながら

「急に無理だわ。こっちにも都合があるし・・・」

と受話器越しに話すと
あなたは急に素っ気ない態度になって電話を切った。

やっぱり私の体だけが目的だったのね・・・・・・

あなたたちはいつもそう。

肌を合わすときだけ、電話をかけてきて

気持ちの無いセックスをすますと

冷たくなったシャツに袖を通しながら

「会ってくれてありがとう」という言葉だけを残して帰るあなた。

そういうことをわたしは何度も経験してる。

あなたには言えなかったけど、
こんなわたしでも、付き合ってくれている人もいるのよ。

そういえば、
雪が薄く積もった寒い日にテレビ局からの取材依頼の電話をお断りしました。

寒い季節はテレビ局からの取材依頼の電話が多い。
ありがたい話なんだけど、もういいやって感じ。

同じ日の出来事。
こういう方法で気持ちを伝える人もいる。
IMG_4100
こっちの方が好き。

A photograph is taken by iphone.

「The 情報化社会」

情報といえば、インターネット。

インターネットってすごいよね。
人間の発明したモノの中で三大発明にはいるらしいよ。
いまいちピンとこないけど。

で、情報といえば
最近は入ってくる情報が多すぎてすぐに過去の事なんて忘れちゃう。

ボクの頭が足りないのか
情報が多すぎるのか。

きっと・・・・情報過多っすよね。
「そんなに情報って必要なーい」
と自分に言って聞かせる。

情報のインプットとアウトプットの関係が良くないと
バランスが悪いよね。
例えていうなら呼吸。

吸ってばかりじゃおかしくなる。

何事もバランスが大事です。

忘れちゃうといえば

ちょっと前に、北朝鮮がミサイルを発射したよね。
忘れちゃいかんやろ。
爆発するし危ないし。

ちょっと前に、イタリアの豪華客船が座礁事故をおこしたよね。
事故を起こした船長さんが客員を船にのこして逃げちゃった話。
乗員が乗ってるのに、逃げちゃいかんやろ。
フランチェスコ・スケッティーノ船長さんは禁固2697年だって。

これって二つともすごい事件や事故なんだけど
しばらくするとすぐに忘れちゃう。

次は面白い話。

Twitterfで流行った去年の夏のネタ。
花火大会で隣にいる好きな人にゆっくりと
「熱中症」と言ってもらってみて。

これも、しばらくすると忘れちゃう。

必要な情報といえば

「向こう両隣三軒」

そのくらいでいいかもね。

最近、ともだちの@yukinnnnさんがTwitterでつぶやいていたんだけど、

「パソコン断ちを勝手にやっていた。世の中は大して変わってない。」

ってつぶやいてた。

すごく共感できるし、同感してる。

「足るを知る」ということ。

ボクの考えを少し。

パソコンの中に映し出されている事は現実ではないと思うんだ。
現実ってヤツはパソコンの前にいる自分という自分。
あとは想像の世界じゃないのかなぁ〜

想像というイメージの世界って
どんなイメージでも
「プラス」から「0」の方向に近くなればなるほど恐怖や不安がやってきて
そいつが一度やってくるとどんどん頭の中をぐるぐる駆け巡る。
例えていうなら

「雨雲」

明るいうちはいいんだけど、
だんだん空が暗くなりはじめて
そのうち真っ黒に。
雷が鳴って雨がザーと降ってしまえば
数時間後か数日後には晴れて気分がいいんだろうけどね。

頭の中のイメージはそうはいかない。

あっもちろんインターネットを否定しているのではないですよ。

ボクもインターネットを利用して情報を共有させてもらって
こうやってブログやサイトで自分の情報を発信してますので。

楽しい未来がくるといいな。

最近、写真付きの手紙を頂いた。

うれしいもんだ。
ともだちの結婚式の前夜の写真。

A photograph is taken by iPhone.

第一回公開質問

ブログでの公開質問を質問者より快諾して頂けましたので、
質問にお答えします。

初の公開質問です。
少し、動揺と緊張しています。
ボクって小心者の臆病なんですよ。
それではいきます。

最初のメールです。

初めまして。辻野 憲昭と申します。大阪在住の29歳(男)です。

HPを拝見し、メールさせて頂きました。

最近 和傘に興味を持ち始めました。お一人で作業されているとの事ですが、

よろしければ工房見学させていただけないでしょうか。

以上

との問い合せだったので、
このように返信しました。

辻野憲昭様

お問い合わせのメールありがとうございます。
和傘に興味をお持ちとの事でうれしいかぎりです
現在、住居兼作業場で和傘の製作をしております。
見学をご希望との事ですが、
大変恐縮で心苦しい限りなのですが
見学の方はお断りさせて頂いております。
御理解よろしくお願いします。

これから、ボクの製作した和傘の取扱店などを
福岡、大阪、東京と増やしていきたい気持ちはありますが
なかなか簡単にはいかないのが現状でして、
まずは、今まで製作した和傘を皆様に見て頂こうと
近いうちにサイトのリニューアルをいたしますので、よろしかったら
そちらをご覧下さい。

簡単ですが、メールにて失礼します。

すると、返信のメールを頂きました。

早々にお返事ありがとうございます。

住居も兼ねての作業場なんですね。それは大変失礼しました。

吉田さんが制作された和傘を見せていただく事は可能でしょうか。

あと、少しお話を聞ければありがたいのですが。

難しければ遠慮無く言っていただいても結構です。

以上

なので、こうお答えしました。

辻野憲昭様

お問い合わせのメールありがとうございます。

お問い合わせの内容は大変ありがたいお話なのですが、
ボクの制作した傘の在庫の状態などもございますし、
昨日お話させて頂いた様に、現在お客様に傘をお見せできる状態ではありません。
重ねて恐縮で申し訳ございませんが、
辻野様の希望に答える事が出来ません事を御理解おねがいします。

それから、少しお話を聞ければとの事ですが、
質問はこちらからでも結構ですよ。
お答え出来る範囲でお答えします。

時々こういったメールを頂いていますので、質問などを
ブログやTwitterで公開しようと思っています。
お気軽に質問や聞きたい事を教えて下さい。

それでは、簡単ですがメールにて失礼します。
お問い合わせありがとうございました。

ボクのブログです。
お時間のある時にでもどうぞお読み下さい。
https://yoshidatakashi.wordpress.com/

そうしたら、再度返信のメールを頂きました。

お返事ありがとうございます。

こちらこそ無理を言ってしまい、申し訳ございません。
では何点か質問に答えて頂きたいのですが、

まず私の現状と展望ですが、現在全国の和傘を制作されてる職人さんの元に
足を運んでいます。と言うのも、私も和傘を作ってみたいという願望を持っています。
今日までに京都を始め、神奈川・愛知・岐阜・長野に行きました。
そして今月末には福岡の城島和傘体験に参加する予定です。

吉田さんにお聞きしたいのは、吉田さんも全国の職人さんの元で修業されたと
お聞きしましたが、どちらでどのくらいの期間費やしたのでしょうか。

また和傘作りを生業にするのは難しいと職人さんはおっしゃいますが、
吉田さんは本職として和傘制作に取り組んでいるんでしょうか。

お答えできる範囲で結構です。よろしくお願いします。

以上

それで、ボクも返信のメールを送りました。

辻野憲昭様

おはようござます。

ブログにて質問をお答えしようと思います。
よろしいでしょうか?
辻野さんがよろしかったら、お名前も公開いたしますよ。

少なからず、ボクのブログとTwitterを見ている方の中にも
辻野さんと同じお気持ちの方はいらっしゃるようですので、
その方達も共感できるかなと考えです。

そうするとお返事を頂きました。

おはようございます。

ブログで結構ですのでお答頂けると参考になります。

名前も公開してもらって大丈夫です。

以上

返信メールにて承諾を頂きました。

辻野憲昭様
返信のメールありがとうございます。

それでは質問の返事をブログにて公開させていただきます。
質問の返事は出来るだけ急ぎますが、
公開予定日は2011年10月26日前後で考えています。
公開しましたら、メールにてお知らせします。

今日、サイトのリニューアルをしました。
今までに製作しました傘の写真を掲載しています。
下記アドレスをご覧下さい。
_________________________________

傘屋 崇山 Kasayasouzan

吉田 崇

〒861-0521
熊本県山鹿市小坂2525
Tel/Fax 0968-44-5282

http://www.kasayasouzan.com

これが最後に頂いた返信のメールです。

お忙しい所ありがとうございます。

お返事は急ぎませんので、メールお待ちしております。

サイトにも目を通しておきます。ご迷惑をかけ申し訳ございません。

以上

と長くなりましたが、こういったやりとりのメールが続いて、
ブログでの質問を答えるというはこびになりました。

メールのやり取りを全て公開したのですが、
ボクの所へ和傘の事を聞きにこられたり、
メールのやり取りの中にあったように、
このブログやボクのTwitterを見られている方々の中に和傘や和傘製作に
興味を持っている方がいらっしゃいますので
少しでも和傘の事やボクのやっている事が伝われはいいなぁ〜
との考えでの公開です。
答えれる範囲で、ボクの主観ですけどね。

それでは、お答えします。
の前にどうして辻野さんは和傘を作ってみたいと思ったのかなぁ〜
辻野さんをそこまで、動かすモノってなんでしょうね。

ボクは全国各地、和傘の生産地や和傘の材料取り扱っている製作所や加工所
和紙、竹、木工所を訪ねました。
当時お金をほとんど持っていなかったので、
有り金を全て使って番傘の10本分くらい(10本という記憶が曖昧ですが)の材料を買って
九州にもどり、傘を作っては失敗してそれをまた全国各地の職人さんに見せに行きました。
その訪ねた職人さんの中でも、ボクがまた訪ねたいと思った職人さんの所には
何度も何度も何度も作った傘を持って訪ねました。
そのお会いした職人さんの中には、亡くなられた方もおられますし、
無くなってしまった傘屋さんもあります。
そういった事をくりかえしていると、
鳥取の淀江和傘伝承館(当時田中奎会長、米村平太郎副会長)より電話を頂き
「吉田くんさえよかったらウチで勉強してみないか」という事で
一年間淀江町へ移住し授業料を払って研修生として受け入れて頂きました。
当時の淀江町の教育委員長の御尽力のおかげもありましたね。
研修生として訪ねた次の日に坂田さんが伝承館にやってきたのは印象的だったなぁ。

この淀江町での生活は一生忘れられないモノですね。

そうして一年が過ぎて
また、訪ねましたね。
自分で製作した番傘もって、職人さんの所へ。

まだまだたくさん和傘制作に関しての話ありますが
こんな感じで、丸2年は費やしたかな。
それから、淀江町から山鹿へ移住しました。
現在で和傘を製作し始めて9年目で独立して7年目になります。
まだまだ中途半端な感じです。

和傘の製作を生業にするのは、難しいと思いますし厳しいです。
みなさんがおっしゃるように「やめておいたほうがいい」と思います。
ボクも職人さんに同じ事を言われました。

「吉田さんは本職として和傘制作に取り組んでいるんでしょうか」との事ですが、

本業です。
ボクは自分の名前と責任の下でモノをつくり、生活してますよ。

こんな感じでお答えします。
ちょっと堅苦しい感じがするかなぁ・・・・

質問はコメント欄からでも結構ですし、こちらからでもお気軽にどうぞ。


2〜3年前に納品させてもらった企業様より返品の傘。
大事に保管して頂いている様で傘を開くと手元紙が破れていると言う事で補修しました。
それから今年は多い柄竹の虫食いの為、柄竹の交換。
風も無く天気が良かったんで自宅の庭先に干している写真です。