髪を切りました。

3年前から伸ばしはじめた髪を切りました。
さすがに3年間も伸ばしている髪を切るのにはキッカケが必要ですね。

長髪だった髪を坊主頭に近い短髪にしてもらったのですが
髪を伸ばしたキッカケと切ったキッカケを公開。

髪を伸ばしたキッカケ。

まずはウチの家系。

死んじゃった祖父は見事なハゲチャビン。
祖父の兄弟も見事なハゲチャビン。

父親は一人っ子でとても少ない髪の毛でハゲを隠すようなバーコードハゲチャビン。
兄はイサギの良い勢いのあるハゲチャビン。
弟には最近会っていないんだけど
弟の奥さんから送られてくる写真では若くして諦めた感じのハゲチャビン。

そんなハゲチャビン家系で
なぜがボクはなかなかハゲチャビンにならなかったので

「どうせハゲチャビンになるなら」

という気持ちで髪を伸ばしました。

本当です。

あとは

頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い
ウィッグ(かつら)を必要としている子ども達に
医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供する
ヘアドネーション(髪の寄付)というシステムがあり
Japan Hair Donation & Charityという団体(通称JHD&C)を知ってから
伸ばしはじめました。

その頃にこちらのエントリーで公開した
娘のひふみが水頭症の疑いがあるということで病院へ行って検査したのも
キッカケのひとつです。

途中で何度も心が折れそうになったのですが
3年間髪を伸ばしました。

ヘアードネーションについて気になる方はこちらをどうぞ。

次に髪を切ったキッカケ。

ヘアドネーションできる髪の長さは31cm以上ということで
31cm以上に伸びた髪を切るタイミングを待っていました。

タイミングというのは必然です。

誰にでもプロの仕事を見る機会というのがあると思います。
プロと呼ばれる職業ではプロのスポーツ選手を見る機会が多いですね。

プロの方々を見る機会というのは
実際にお会いしてお話ししたり
その方の仕事を直接見たり
メディアなどで間接的に見ることができたりと誰にでもありますよね。

うすうすと感じていたんですけど
金髪や長髪などの髪型や整えた髭。
ネックレスなど仕事には関係のない容姿のプロの方々に違和感を感じていて
逆にそういったファッション的な容姿ではないプロの方を見たのが
伸ばした髪を切ったキッカケです。

なんとなく違和感を感じていたファッション的な容姿のプロの方々もいらっしゃいますが
そういったファッション的な容姿ではないプロの方々もいらっしゃいます。

ファッション的な容姿が本来の仕事と関係性があるのか?というと
ボクが見ていてカッコいいプロの方ってやっぱりカッコいいし
ダサいなぁと思う方はやっぱりどこか仕事もダサいというか・・・・・

うまく言えないや・・・・・

ファション的要素の容姿を仕事に利用することには
異論はないのですが自分の髪が伸びている容姿に違和感を感じるようになりました。

大阪へ出張に行くことが決まった時に
ヘアドネーションの団体本部が大阪にあることは知っていたので
大阪で髪を切ってもらおうかと考えましたが
大阪でのスケジュールを考えると無理なので熊本で髪を切ってもらうことに決めました。

5月25日にヘアドネーション協力店をネットで調べて美容室へ。

いかにもって感じの美容室の感じは全くなく
とても感性のあるゆっくりとした口調のとてもお人柄のよいオーナーさんでした。
今回のヘアドネーションでお世話になった
ドネーションサロン(賛同美容室)のお店はこちらです。

お世話になった美容室に行くのを決めたのは
ドネーションサロン(賛同美容室)だったこともあるのですが
スタイルカットサロン(JHDACが提供するウィッグのケア)もされてあり
髪を送る側と送られる側の気持ちについての理解があるという期待をしたからです。

もちろんはじめて行く美容室で
はじめてお会いするオーナーさんだったので
妙な緊張はしましたがヘアドネーイションについてはもちろん
そのほかにも日常生活について感じている様々な感覚の話をオーナーさん共感することができて
とてもいい時間が過ごせました。

うん。よかった。

印象に残ったのは

3年間伸ばした髪を切る時には何とも言えない気持ちになります。
これは経験した人にしか理解することができません。

逆に髪を受け取った方々は

「髪」

という概念のなくて
ウィッグ(かつら)が届き
髪という概念がない自分の頭に髪があると
これが髪なんだという何とも言えない感覚になるそうです。

うまく言葉にできないのですが
ヘアードネーションというのは
送る側と送られる側が同じ感覚を共感できるという不思議な感覚だと思います。

2時間くらいオーナーさんから髪を整えてもらい美容室から自宅へ帰っていると
保育園のお迎えにちょうどいい時間帯だったので
娘のひふみのお迎えに保育園へ行きました。

いつものように

「お待たせ!」

とお迎えにいくと
いつもは喜んでボクの方へ急いで走ってやってくるのに
娘のひふみは保育士さんから離れようとしません。

娘のひふみの様子がいつもと違うのです。

「おウチに帰ろう」

と呼びかけても返事がなく泣き出しました。

アッと思って気がついたのですが
娘のひふみが生まれてから今まで長髪だったボクが急に短髪になったので
ボクをお父さんと認識できないようでした。

なんとか娘のひふみと自宅へ帰ったのですが
帰りの車の中では号泣し続け
ボクはまるで誘拐犯のようでした・・・・・・

自宅へ帰ると妻のサッコが仕事を終えて帰宅していたので
妻のサッコが娘のひふみに説明するけど
やっぱりいつもと様子が違います・・・・・

その時に心の底から思いました。

「自分の娘のひふみがお父さんというボクを信頼している」

なんだかうれしくなっちゃって
あとはいつもと様子の違う娘を
なだめるようなことはしなくていいやと思ったので
いつもの通りに過ごしていました。

しばらくすると

「お父さんこれ見て〜」

と娘のひふみがおもちゃを持ってボクのところへ来たので

「自分の娘のひふみはお父さんというボクを信頼している」

と再確認することできました。
この感覚は何とも言えないのですが嬉しかったです。

これから先もハゲチャビンになっていなかったら髪を寄付したいと思います。

A photograph is taken by iPhone.