ひわ日傘(グリーン日傘)を納品しました。
「屋敷娘」
「新鹿の子」
という演目で使われるそう。
依頼があったのが2009年7月で
材料手配やこちらの作業の遅れで大変お待ちいただくような形になり
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
色見本を送って何度か打ち合わせをしたあとに
ビーカーテストではうまくいったので安心していたのですが
染色後に作業していると黄色の染料が少し浅くなっていることに気がつき
自分の中で消化するのに時間がかかりました。
さらに仕上がりが自分の思っていたような仕上がりにならず消化不良の日々。
どうしても気になるのでこちらから先方に連絡して
気になっていることを正直に話しました。
翌日に連絡があり
「仕上がりも色も大丈夫ですよ」
という言葉をいただき消化不良な日々から解放された感じにはなったのですが
自分の中に少しのモヤモヤ感がまだ残っています。
次回があるのかどうかはわかりませんが
次回はこういう気持ちになりたくはありませんし
作業が終わって請求書を作成している時には
自分自身で納得がいくように納品したいと毎回請求書を作成するときに考えています。
All photograph is taken by Sony DSC-RX100.