番傘の納品

過去のエントリーで紹介した番傘の納品を10月15日にしました。

秋雨に間に合ってホッとしています。

詳細は控えますが

日本代表として米国へ。
海外の方々との交流も傘が一役。
修理しても使用したいと・・・・

というお言葉を最初のお手紙でいただいていました。

お客さんから通信文でお礼のお言葉と
電信振替での送金の連絡をいただき安心。

うれしいかぎりです。

今日のこと。

少し特殊な舞踊傘の製作依頼をいただいているので
丸太から25mm×25mm×40mmの角材に製材しました。
製材所で加工したようにピシャっとした直角ではありませんが
この角材からさらに加工をするので問題はありません。

世の中に売っていないモノは自分で作るしかないですね。

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三段傘の修理

三段傘の修理が終わったので納品しました。

今回は2本の継柄を新調したり壊れていた部品の交換や補修をして
新品同様になりました。

需要と供給の関係は
需要と供給で競争市場の市場価格や取引数量が決定されることなんでしょうが
作り手と使い手の気持ちという関係も大事だと思います。

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舞踊傘茶無地(紙張と紗張)

「女車引」という演目でつかわれる舞踊傘の製作をしました。

演目の内容は勉強不足なので詳しい内容はわからないのですが
3本の傘をつかう演技のようで演者の所属する流派によって
紙張の舞踊傘をつかったり紗張の舞踊傘をつかったりするそうです。

先方より見本の傘が届き
色は渋茶という指定があったので
和紙の色と紗の色についてや寸法についての打ち合わせをしたのですが
寸法は定規があるのでいいのですが
色についてはボクが見ている色と相手が見ている色が
同じなのかというのがわからないので
色見本を製作して郵送した後に電話やメールのやりとりで
打ち合わせをしました。

色の呼び名が渋茶でも黒が入った暗色の茶色ではない方がいいとのことで
実際は赤に近い茶色で製作しました。

舞踊傘では様々な色を使うので
色についてはしっかりとした打ち合わせをしています。

和紙と紗の染色は天然染料と化学染料を使用しています。

こちらから先方に連絡しようとした矢先に先方から連絡があり

「完璧です」

とお褒めのお言葉をいただいたのですが
半分はお世辞だと思っています。

お褒めのお言葉と一緒に
舞踊傘の新調の依頼と数本の舞踊傘の修理依頼をいただき
ありがたいお言葉に感謝しています。

納期の決まった納品が無事に終わりホッとしていますが
まだ納期が決まった納品があるので慌てずに急いでがんばります。

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エアコン工事をして思ったこと。

自宅のエアコンが壊れたので自分で取り替えました。

高校を卒業して家電の取付工事や電気工事や設備工事をしていたことがあったので
当時の心境を思い出しながらエアコンの取付工事でした。

当時と違う心境は

仕事ができる技術をもっていても
仕事をさせてもらわないともっている技術をつかうことができないので
仕事をさせてもらうという気持ちが大事ということ。

それから材料や道具を大切にすること。

ボクの仕事はエアコンの取付工事とは全く違う業種ですが
「仕事をさせてもらう」
という気持ちを再確認できたエアコンの取り替え工事でした。

2年前に自分の製作した傘を持って訪ねた傘屋さんから

この糸飾りは奥さんがしたの?
糸飾り(和傘の製作工程のひとつ)の技術は持っていても邪魔にならんモノやから
奥さんに教えて糸飾りをさせたもんや。

と教えてくれた職人さんの言葉を思い出しました。

自分の仕事のこと。

納期が迫った舞踊傘の納品も終わってホッとしています。
これから請求書を作成して先方に確認の連絡をしようと思います。

納品が終わってホッとしていますが
まだ納期が決まった仕事が続くので
しばらく慌ただしい日が続きます。

写真は先月に届いた修理依頼の三段傘。

1本はボクが製作した三段傘です。

残りの2本の三段傘は製作者不明なのですが
製作者不明の2本の三段傘を点検すると

「仕事をしてやっているんだよ」

という製作者の言葉を
本人に聞かなくてもわかるものだったので
技術的にうんぬんよりという気持ちよりも残念な気持ちの方が大きいです。
製作者不明の2本の三段傘を見て残念な気持ちになっても
ボクは依頼者の気持ちには応えたいので

エアコンの取付工事で再確認することができた
「仕事をさせてもらっている」
という気持ちを大切に仕事をしようと思います。

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黒蛇の目(紗)の納品

前回のエントリーで紹介した
黒蛇の目(紗)よりも小さい黒蛇の目(紗)を納品しました。

写真ではわかりにくいのですが今回は少し黒を濃くしてみました。
前回の黒蛇の目よりも黒の部分が濃くなったので
今回の黒蛇の目の透け具合が前回と比べてよく透けるようになりました。

仕上がりが微妙に均一性がなく
多少の違和感が残ったので見る人が見れば違和感を感じるかもしれないので
少し不安が残った納品でしたが
先方より連絡があり
納品した黒蛇の目について確認すると

「ばっちりですよ」

というお言葉をいただき安心しました。

無事に納品が終わってホッと安心したのですが
先方より新たな舞踊傘の注文をいただき
注文をいただいた舞踊傘が少し特殊な部品が必要だったり
納期が決まっている舞踊傘だったりするので慌てずにゆっくりと急ぎます。

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「手習子」

「手習子」という演目で使われる舞踊傘を修理しました。

ボクが2年4ヶ月前に製作した舞踊傘なのですが
最近になって不具合が生じたようで
先方から連絡があり打ち合わせをして修理しました。

自分で製作した傘に不具合が生じて
その不具合を自分で修理すると
とても勉強になります。

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糸飾り

和傘製作の工程で糸飾りという作業があります。

見本でお預かりしている過去に製作された舞踊傘の糸飾りを見ると
様々な糸のシマイカタがあるのですが
糸のシマイカタで生産地や製作者の方がおおよそですがわかります。

そう考えると
ボクの糸のシマイカタにも特徴があると思います。

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舞踊傘無地(紗)

依頼があった舞踊傘無地(紗)を製作して納品しました。
在庫として製作した舞踊傘無地(紗)も先方より
「欲しいので送ってください」
ということで納品させていただきました。

ん〜よかった。

違う寸法の無地(紗)の依頼もあるので
これから製作しようと思います。

昨日は別件で先方から連絡があり舞踊傘の製作依頼があったのですが
何度も何度も製作依頼をいただけるということは
信用して信頼してもらえているということだと信じているのでうれしいです。

というのは2016年11月のことで7ヶ月も前の話なのですが
今日は7ヶ月前の2016年11月に依頼のあった違う寸法の無地(紗)の納品が無事に終わりました。

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Webサイトの舞踊傘の写真は全て八千代座で撮影しています。

舞踊傘についてはこちらよりどうぞ。

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舞踊傘の柄竹の矯正

柄竹の矯正を職人さんにお願いしてきました。

ふだんは大分の竹材店にお願いしているのですが
今回は本数も少ないのである職人さんのところへ。

仕上がった柄竹は
ビシッとまっすぐになっています。

素晴らしい技術です。

作業中に竹についていろんな話をお聞きしたのですが
職人さんから
「あんたと話していると面白い」
と言われたのでうれしかったです。

このビシッと矯正された竹を加工して舞踊傘の柄竹を製作します。

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喜撰の大傘の修理

演目「喜撰」の舞台でつかわれる舞踊傘の修理が終わりました。

修理した喜撰の大傘は
一般的には見かけない舞踊傘で
めずらしい寸法のつまおれ傘でした。

現在は製造されていない部品の交換が修理の際に必要でしたので
特殊な加工で部品を製作して交換。

壊れた部品の交換以外にも
あれもこれもと修理や修繕をしたのですが
ほぼ新品同様になりました。

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