材料の事と和傘の世界をちょっとだけ。

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和傘製作のときに使うタピオカ糊です。

タピオカ粉と水を鍋で煮てよく混ぜると出来上がり。
水飴くらいの硬さだったり重湯くらいの硬さでつかったりします。
タピオカ糊は使う箇所によって柿渋や水で希釈します。

いい雰囲気の写真ですがコンパクトデジタルカメラで撮影して
Apple社から配信された OS X  Yosemite 10.10.3 に付属されていた
写真というアプリケーションで写真を加工しました。

次は和傘の世界の事。

最近はあれもこれもそれもと注文や依頼があり

頭の中の整理をするのが大変です。

「番傘 蛇の目傘 日傘 舞踊傘 大傘」

と和傘は多種多様で様々な種類や大きさがあります。
写真はサイトで紹介していますのでよかったら見てね。

それぞれの和傘にはそれぞれの材料や技術と少しの知識が必要です。
一番効率よく量産できるのは
たくさんの人で少しの種類の傘を製作すると技術と生産量があがります。

ひと昔前の和傘の世界の話ですね。

ボクは決まった種類の傘を製作しているというより
さまざまな種類のいろんな寸法の傘を製作していて
材料確保がとても厳しく量産できていない状態です。

決まった種類の傘を量産すると他の種類の傘の製作が困難な状態になり
さまざまな種類の傘を製作すると和傘は量産できないのです。

現在、和傘の世界は材料屋さんを含めた和傘製作に関わる人が過去に比べて圧倒的に少ないのです。

和傘の世界が20年後には存在するのでしょうか?
一人ですべての種類の傘を量産できる人は日本にいるのでしょうか?

誰か知っている人がいたら教えてください。
時間の経過と共に先が細くなっていく和傘の世界。

ボクはまだ世の中に求められているので和傘を製作しています。

A photograph is taken by Camera Sony DSC-RX100

おつかれさま

以前のエントリーで紹介した特殊で特急の仕事が無事に終わったので発送したのですが

先方より
 
「よくできた傘だと思います。でも、傘が重たくて柄竹が長いです。」

とスパッと言ってもらえたのはよかったのです。

自分が気になっていた事を指摘されるとドキッとするし、
気になっていたことを理解してくれて指摘されるのってなんだかうれしいです。

傘が微妙に重たい感じがしていたし
柄竹の長さが微妙に気持ち悪かったんだよなぁ〜

見る人が見るとやっぱり解るんですね。

見た目は普通の蛇の目傘。
湿度80%くらいの湿度が高い状態で写真を撮影したので和紙が張っていないですね。

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見る人が見ればわかると思うんだけど
見るところを見ると、バランスが悪いのです。
このバランスの悪さは先方との打ち合わせで了解を頂いています。

外側からみるとバランスはいいんだけどなぁ〜

いい勉強になりました。

今のボクにこれ以上の蛇の目傘は出来ませんが
次に製作する蛇の目傘はもっとピシャっとした蛇の目傘がつくれると思うし
ピシャっとした蛇の目傘がつくりたいです。

しかし和傘の世界での一発勝負は疲れます・・・・
納期が短いと製作が間に合わない場合がほとんどなのです。

もうこんな仕事はしたくないのですが
先方と電話で話をしていると
さらに特殊な番傘の依頼が・・・・・

んー

やったことのない仕事を一生懸命に夢中でこなすと勉強になります。

んで、すぐに忘れちゃう。

の繰り返し。

作業場を片付けて次のダンドリ。

ふと気がついたのですが
十数年来の付き合いになる道具たち。

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あっ、このあいだ奥歯が抜けました。
30年くらいありがとね。

おつかれさま。

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特殊で特急の仕事が終わったのですが
その分、次の仕事がずれてしまい
さらに納期の迫った仕事が何件があるのですが
間に合うがどうか不安になってもしょうがないので
目の前にある問題をひとつずつ解決していこうと思います。

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息子が小学校からの帰り道で花を発見したみたいで
サッコにプレゼントするんだって。
これは敵わない・・・・・

All photograph is taken by iphone.